WordPress を使用するサーバーを選定するのに、GTmetrix と PageSpeed Insights で性能を計測したのでそのメモ。
今回の記事は、お名前.com の GMO WPCloud 編です。
計測するコンテンツは、WordPressをインストールした素の状態のトップページです。
色々調べると、Stinger5、Simplicity が SEOに強いと言われている無料テーマのようなので、計測対象はこの2つとしました。
お名前.com の GMO WPCloud
お名前.com の GMO WPCloud は、WordPress 専用で、ホームページには以下の記載があり、高速性が魅力のサーバーです。
「GMO WP Cloud」は超高速フラッシュストレージFusion-io ioDriveを使用したWordPress専用設計の構成になっています。 Fusion-io ioDriveは、SSDと比較しても5~7倍のパフォーマンスを発揮するため、データベースに依存したWordPress特有の仕組みも軽快に動作します。
料金は1年契約で 900円(税抜)/月 です。
が、月間訪問者数による従量制を採用しているため、アクセス数が増加すると高額になってしまう可能性があります。
GMO WP Cloudは基本プランとして、月間訪問者数:30,000を設定しております。
月間の訪問者数合計が基本プランを超えると、超過分の1,000訪問につき、100円の追加利用料を次月のご利用料金と合わせてご請求させていただいております。
計測日:2015/4/7
サーバー管理パネルの高速化設定:キャッシュ有効
WordPress:4.1.1、プラグインは全て無効
WordPressテーマ①:Stinger5 ver20141227
WordPressテーマ②:Simplicity 1.6.0
計測対象:WordPressをインストールした素の状態のトップページ
計測結果サマリ
SD-11と比べると、サーバを変更しただけでずいぶんスコアが上昇しました。特に最初のレスポンスは1/3ほどに減少しており、ioDriveの性能の高さが伺われます。
GTmetrixのtimeは遅くなっていますが、最初のレスポンスタイムが短くなったことを考えると、測定時のネットワークの影響で全体が遅くなったものと考えられあまり参考にしないほうが良いかもしれません。
こちらでも、Simplicity は Stinger5 に比べて PageSpeedの評価は低いけど、レスポンスタイムが良いようです。
GTmetrix
Stinger5 | Simplicity | |
PageSpeed | 87% B | 87% F |
YSlow | 78% C | 78% C |
time | 3.42s | 1.60s |
最初のレスポンス | 220ms | 222ms |
PageSpeed Insights
Stinger5 | Simplicity | |
モバイル | 66 | 74 |
パソコン | 87 | 88 |
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